VSWR・リターンロスの換算
VSWR から反射係数、リターンロス、反射電力を計算します。 言葉の意味から読む ↓
有効な値を入力すると図が表示されます。
入射電力100%のうち、どれだけ戻るか
負荷
反射電力比=|Γ|²。ケーブル損失を含まない、負荷接続面での割合です。アンテナの放射効率を示す図ではありません。
条件を入力
入力を確認してください。
計算式
|Γ| = (VSWR − 1) / (VSWR + 1)、RL = −20 log10|Γ|
使うときの注意
ケーブル損失は含みません。
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VSWR・リターンロスの基礎
アンテナやケーブルをつなぐと、送った電力の一部はつなぎ目で跳ね返って戻ってきます。VSWR とリターンロスは、この「跳ね返り」がどれだけあるかを表す数字です。
なぜ跳ね返るのか
高周波の信号は、送る側・ケーブル・受ける側の「インピーダンス」(交流に対する抵抗のようなもの。無線機器では 50 Ω が一般的)がそろっていれば、そのまま先へ進みます。値が食い違うつなぎ目では、水の流れが段差でしぶきを上げるように、一部が戻ってきます。戻った電力はアンテナから出ていかないので、そのぶん電波が弱くなります。
数字の読み方
VSWR は 1 が「まったく跳ね返らない」理想の値で、大きいほど跳ね返りが多くなります。リターンロスは dB で表し、反対に値が大きいほど跳ね返りが少ないことを示します。たとえば VSWR 2 では送った電力の約 11% が、VSWR 1.5 では約 4% が戻る計算です。このページの計算欄に値を入れると確かめられます。
仕様書での書かれ方
アンテナや同軸コネクタのデータシートには「VSWR 1.5 以下(○○〜○○ MHz)」のように、周波数の範囲とセットで書かれています。同じ部品でも周波数によって値が変わるので、実際に使う周波数での値を見ます。
このページに出てくる言葉
- インピーダンス
- 交流の信号に対する「通りにくさ」。単位は Ω。
- 反射係数(Γ)
- 入ってきた信号の振幅のうち、跳ね返る割合。0 なら跳ね返りなし。
- リターンロス(RL)
- 跳ね返りの小ささを dB で表した値。大きいほど良い。
- dB(デシベル)
- 比を対数で表す単位。電力が 1/10 になるごとに 10 dB。
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計算結果は目安です。設計・発注の判断は、データシートや取引条件で確認してください。入力した値は送信しません。