COMPARE / 選定と使い分け

リレーと電磁接触器の違い

リレーは制御や表示、インターロック回路、他機器のコイルの切り替えに使い、電磁接触器は電力負荷を開閉する最終的な装置です。目安として15A超の開閉機器を指すという説明もありますが、電流値だけでは決まらず、負荷の種類と使用カテゴリーで選びます。どちらも単独では短絡保護や過負荷保護にはなりません。

HOW IT WORKS / 仕組みから比べる

制御を切り替える接点と、負荷を開閉する主接点

「比較表で確認」を選ぶと、対応する説明へ移動します。

リレー / 制御・信号の切り替え例

コイル 1接点の例(開) 機械的に連動破線は電気配線ではありません
コイルを励磁して接点を動かします。図は接点が開いた状態です。

電磁接触器 / 三相負荷の開閉例

コイル 3つの主接点の例(開) 機械的に連動破線は電気配線ではありません
コイルの励磁で複数の主接点を連動させます。補助接点は省略しています。

破線は機械的な連動を示し、電線ではありません。どちらも電流値だけで選ばず、負荷と使用カテゴリーで定格を確認します。短絡・過負荷保護を含む施工図ではありません。

参考資料・更新情報 (1件)

確認日: 2026-11-01

FOCUS / 気になる違いから読む

役割

A / リレー

制御、表示、インターロック回路、他機器のコイルの切り替え

B / 電磁接触器

モーター、ヒーター、照明など電力負荷を開閉する最終段の装置

電流の目安

A / リレー

10A以下はリレーとする目安もあるが、技術的な根拠としては不十分と指摘される

B / 電磁接触器

15A超の開閉機器を指すという説明がある。10A以上を電磁接触器とする目安も、根拠としては弱いと指摘される

接点構成

A / リレー

一般に複数のNO、NC、切り替え接点を持ち、独立したコイルで動作する

B / 電磁接触器

主極に加え、オプションの補助接点を備える。ほぼ常時開(Form A)の接点が使われる

アーク消弧

A / リレー

別の方法に頼るとされる

B / 電磁接触器

モーター起動の突入電流など大電流を遮断するための消弧構造がある。低電圧(600V以下)の多くはエアブレーク方式

相数の傾向

A / リレー

単相用途で多く使われる

B / 電磁接触器

三相用途向けに作られることが一般的とされる

関連規格

A / リレー

IEC 60947-5-1(制御回路機器)。AC-15、DC-13などの使用カテゴリー

B / 電磁接触器

IEC 60947-4-1。AC-1、AC-3などの使用カテゴリーがあり、最大電流値がそのままモーター定格になるとは限らない

保護機能

A / リレー

単独では短絡・過負荷保護を提供しない

B / 電磁接触器

単独では短絡・過負荷保護を提供しない。過負荷継電器との組み合わせでモータスタータとして使われる

A / こんなときに検討

リレー

  • 制御回路や表示回路を切り替えるとき
  • 他機器のコイルを切り替えるとき
  • インターロック回路が必要なとき
B / こんなときに検討

電磁接触器

  • モーターやヒーターバンク、グループ化した照明など、電力負荷を開閉するとき
  • 三相負荷や、突入電流が大きい負荷を扱うとき
  • 過負荷継電器と組み合わせてモータの起動・停止回路を構成するとき

観点ごとの違い

観点リレー電磁接触器
役割図に戻る ↑制御、表示、インターロック回路、他機器のコイルの切り替えモーター、ヒーター、照明など電力負荷を開閉する最終段の装置
電流の目安10A以下はリレーとする目安もあるが、技術的な根拠としては不十分と指摘される15A超の開閉機器を指すという説明がある。10A以上を電磁接触器とする目安も、根拠としては弱いと指摘される
接点構成図に戻る ↑一般に複数のNO、NC、切り替え接点を持ち、独立したコイルで動作する主極に加え、オプションの補助接点を備える。ほぼ常時開(Form A)の接点が使われる
アーク消弧別の方法に頼るとされるモーター起動の突入電流など大電流を遮断するための消弧構造がある。低電圧(600V以下)の多くはエアブレーク方式
相数の傾向単相用途で多く使われる三相用途向けに作られることが一般的とされる
関連規格IEC 60947-5-1(制御回路機器)。AC-15、DC-13などの使用カテゴリーIEC 60947-4-1。AC-1、AC-3などの使用カテゴリーがあり、最大電流値がそのままモーター定格になるとは限らない
保護機能図に戻る ↑単独では短絡・過負荷保護を提供しない単独では短絡・過負荷保護を提供しない。過負荷継電器との組み合わせでモータスタータとして使われる

置き換え・調達で確認すること

仕様書と照らし合わせ、確認できた項目にチェックしてください。チェックはこのページを離れると消えます。

仕様が決まったら

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関連する比較

参考資料・更新情報 (2件)

一般的な傾向をまとめたものです。個々の製品の値はデータシートで確認してください。誤りはこちらからお知らせください。