主な無線規格の周波数帯・到達距離・用途の早見表

無線モジュールを選ぶ前に、規格ごとの周波数帯と、どんな用途を想定した規格かを一覧するための表です。通信距離や速度は、製品・地域・運用条件と合わせて確認してください。

2つの項目を並べて読む

見たい項目を左右で選べます。異なる製品・試験条件の数値は、そのまま優劣の比較には使えません。

規格
Wi-Fi 4(Wi-Fi CERTIFIED n)
周波数帯
2.4 GHz・5 GHz(IEEE 802.11n)
到達距離(出典の記述)
—
速度・方式(出典の記述)
2009 年導入(Wi-Fi Alliance)
用途(出典の記述)
—
規格
Wi-Fi 5(Wi-Fi CERTIFIED ac)
周波数帯
5 GHz(IEEE 802.11ac)。製品の2.4 GHz対応は別の方式
到達距離(出典の記述)
—
速度・方式(出典の記述)
2014 年導入。Wi-Fi Alliance はマルチギガビット級の速度と説明
用途(出典の記述)
—
規格
Wi-Fi 6
周波数帯
2.4 GHz・5 GHz
到達距離(出典の記述)
—
速度・方式(出典の記述)
OFDMA、Target Wake Time、1024 QAM、160 MHz チャネルを採用
用途(出典の記述)
—
規格
Wi-Fi 6E
周波数帯
6 GHz 帯(Wi-Fi 6 の機能を 6 GHz に拡張)
到達距離(出典の記述)
—
速度・方式(出典の記述)
6 GHz に 80 MHz 幅 14 本、または 160 MHz 幅 7 本の追加チャネル
用途(出典の記述)
—
規格
Wi-Fi 7(Wi-Fi CERTIFIED 7)
周波数帯
2.4 GHz・5 GHz・6 GHz
到達距離(出典の記述)
—
速度・方式(出典の記述)
2024 年導入。6 GHz に 320 MHz チャネル(Wi-Fi 6 の 2 倍のスループットと説明)、Multi-Link Operation、4K QAM
用途(出典の記述)
—
規格
Wi-Fi HaLow
周波数帯
1 GHz 未満(sub-1 GHz)
到達距離(出典の記述)
約 1 km
速度・方式(出典の記述)
—
用途(出典の記述)
—
規格
Bluetooth Classic(BR/EDR)
周波数帯
2.4 GHz ISM 帯(79 チャネル、1 MHz 間隔)
到達距離(出典の記述)
Bluetooth SIG は距離を「1 m 未満から 1 km 超まで」と説明し、PHY・送信出力(−20〜+20 dBm)・アンテナ等で変わるとする
速度・方式(出典の記述)
1 Mb/s(BR)、2・3 Mb/s(EDR)。ポイント・ツー・ポイント
用途(出典の記述)
スピーカー、ヘッドホン、車載オーディオ、データ転送
規格
Bluetooth Low Energy(LE)
周波数帯
2.4 GHz ISM 帯(40 チャネル、2 MHz 間隔)
到達距離(出典の記述)
上と同じ(Coded PHY は受信感度の向上で距離を伸ばす方式)
速度・方式(出典の記述)
1 Mb/s、2 Mb/s、Coded PHY 500 kb/s・125 kb/s。ポイント・ツー・ポイント、ブロードキャスト、メッシュ
用途(出典の記述)
低消費電力のデバイス間通信、位置推定、メッシュ
規格
Zigbee
周波数帯
2.4 GHz と sub-GHz
到達距離(出典の記述)
—
速度・方式(出典の記述)
自己組織・自己修復のメッシュ。数千ノードまで拡張可能と CSA が記載
用途(出典の記述)
スマートホーム、商業ビル、スマートメータ・HAN
規格
Thread
周波数帯
2.4 GHz(IEEE 802.15.4 無線)
到達距離(出典の記述)
—
速度・方式(出典の記述)
IPv6 ベースのメッシュネットワーク
用途(出典の記述)
家庭・ビル内の機器の接続と制御
規格
LoRaWAN
周波数帯
1 GHz 未満の ISM 帯。地域別に EU863-870、US902-928、AS923 など(日本は AS923-1 に分類され、送信前に Listen Before Talk を行う規定)
到達距離(出典の記述)
LoRa Alliance は「地方部で最大 15 km」と記載。Semtech は屋外約 30 マイル、都市部約 3 マイルと説明
速度・方式(出典の記述)
スター・オブ・スターズ構成。EU863-870 の参考ビットレートは LoRa 250〜5470 bit/s、FSK 50 kbps
用途(出典の記述)
スマート農業、ビル、都市、産業、物流、ユーティリティ
規格
Sigfox
周波数帯
地域別RCにより862〜928 MHz内の帯域を使用。日本はRC3
到達距離(出典の記述)
—
速度・方式(出典の記述)
1 メッセージあたりペイロード 12 バイト(Sigfox 公式ページ)
用途(出典の記述)
小さな通知を送る用途(同ページ)
規格
NB-IoT
周波数帯
免許帯のセルラー。NB-IoTの占有帯域と、配置先のチャネル幅を区別する
到達距離(出典の記述)
—
速度・方式(出典の記述)
LTE内・ガードバンドでは180 kHzのリソースブロック、独立配置では200 kHzのGSMチャネルを利用する方式(Nokiaの2016年技術解説)
用途(出典の記述)
多数の低消費電力機器を接続する用途。実際の寿命・接続条件はモジュールと通信事業者で確認
規格
LTE-M(eMTC)
周波数帯
免許帯のセルラー。使用バンドはモジュール・通信事業者で指定
到達距離(出典の記述)
—
速度・方式(出典の記述)
移動性・音声・速度の対応は、モジュールのカテゴリ・リリースと通信事業者のサービスで確認
用途(出典の記述)
モバイルIoT。必要なサービスと地域の提供状況を照合
規格
NFC
周波数帯
13.56 MHz
到達距離(出典の記述)
NFC Forum は典型的に最大 2 cm と記載(認証される範囲は 5 mm)
速度・方式(出典の記述)
46 kbit/s 〜 1.7 Mbit/s
用途(出典の記述)
カードエミュレーション(決済・乗車券)、リーダ/ライタ、機器間通信、最大 1 W の無線給電
規格
Wi-Fi 4(Wi-Fi CERTIFIED n)
周波数帯
2.4 GHz・5 GHz(IEEE 802.11n)
到達距離(出典の記述)
—
速度・方式(出典の記述)
2009 年導入(Wi-Fi Alliance)
用途(出典の記述)
—
規格
Wi-Fi 5(Wi-Fi CERTIFIED ac)
周波数帯
5 GHz(IEEE 802.11ac)。製品の2.4 GHz対応は別の方式
到達距離(出典の記述)
—
速度・方式(出典の記述)
2014 年導入。Wi-Fi Alliance はマルチギガビット級の速度と説明
用途(出典の記述)
—
規格
Wi-Fi 6
周波数帯
2.4 GHz・5 GHz
到達距離(出典の記述)
—
速度・方式(出典の記述)
OFDMA、Target Wake Time、1024 QAM、160 MHz チャネルを採用
用途(出典の記述)
—
規格
Wi-Fi 6E
周波数帯
6 GHz 帯(Wi-Fi 6 の機能を 6 GHz に拡張)
到達距離(出典の記述)
—
速度・方式(出典の記述)
6 GHz に 80 MHz 幅 14 本、または 160 MHz 幅 7 本の追加チャネル
用途(出典の記述)
—
規格
Wi-Fi 7(Wi-Fi CERTIFIED 7)
周波数帯
2.4 GHz・5 GHz・6 GHz
到達距離(出典の記述)
—
速度・方式(出典の記述)
2024 年導入。6 GHz に 320 MHz チャネル(Wi-Fi 6 の 2 倍のスループットと説明)、Multi-Link Operation、4K QAM
用途(出典の記述)
—
規格
Wi-Fi HaLow
周波数帯
1 GHz 未満(sub-1 GHz)
到達距離(出典の記述)
約 1 km
速度・方式(出典の記述)
—
用途(出典の記述)
—
規格
Bluetooth Classic(BR/EDR)
周波数帯
2.4 GHz ISM 帯(79 チャネル、1 MHz 間隔)
到達距離(出典の記述)
Bluetooth SIG は距離を「1 m 未満から 1 km 超まで」と説明し、PHY・送信出力(−20〜+20 dBm)・アンテナ等で変わるとする
速度・方式(出典の記述)
1 Mb/s(BR)、2・3 Mb/s(EDR)。ポイント・ツー・ポイント
用途(出典の記述)
スピーカー、ヘッドホン、車載オーディオ、データ転送
規格
Bluetooth Low Energy(LE)
周波数帯
2.4 GHz ISM 帯(40 チャネル、2 MHz 間隔)
到達距離(出典の記述)
上と同じ(Coded PHY は受信感度の向上で距離を伸ばす方式)
速度・方式(出典の記述)
1 Mb/s、2 Mb/s、Coded PHY 500 kb/s・125 kb/s。ポイント・ツー・ポイント、ブロードキャスト、メッシュ
用途(出典の記述)
低消費電力のデバイス間通信、位置推定、メッシュ
規格
Zigbee
周波数帯
2.4 GHz と sub-GHz
到達距離(出典の記述)
—
速度・方式(出典の記述)
自己組織・自己修復のメッシュ。数千ノードまで拡張可能と CSA が記載
用途(出典の記述)
スマートホーム、商業ビル、スマートメータ・HAN
規格
Thread
周波数帯
2.4 GHz(IEEE 802.15.4 無線)
到達距離(出典の記述)
—
速度・方式(出典の記述)
IPv6 ベースのメッシュネットワーク
用途(出典の記述)
家庭・ビル内の機器の接続と制御
規格
LoRaWAN
周波数帯
1 GHz 未満の ISM 帯。地域別に EU863-870、US902-928、AS923 など(日本は AS923-1 に分類され、送信前に Listen Before Talk を行う規定)
到達距離(出典の記述)
LoRa Alliance は「地方部で最大 15 km」と記載。Semtech は屋外約 30 マイル、都市部約 3 マイルと説明
速度・方式(出典の記述)
スター・オブ・スターズ構成。EU863-870 の参考ビットレートは LoRa 250〜5470 bit/s、FSK 50 kbps
用途(出典の記述)
スマート農業、ビル、都市、産業、物流、ユーティリティ
規格
Sigfox
周波数帯
地域別RCにより862〜928 MHz内の帯域を使用。日本はRC3
到達距離(出典の記述)
—
速度・方式(出典の記述)
1 メッセージあたりペイロード 12 バイト(Sigfox 公式ページ)
用途(出典の記述)
小さな通知を送る用途(同ページ)
規格
NB-IoT
周波数帯
免許帯のセルラー。NB-IoTの占有帯域と、配置先のチャネル幅を区別する
到達距離(出典の記述)
—
速度・方式(出典の記述)
LTE内・ガードバンドでは180 kHzのリソースブロック、独立配置では200 kHzのGSMチャネルを利用する方式(Nokiaの2016年技術解説)
用途(出典の記述)
多数の低消費電力機器を接続する用途。実際の寿命・接続条件はモジュールと通信事業者で確認
規格
LTE-M(eMTC)
周波数帯
免許帯のセルラー。使用バンドはモジュール・通信事業者で指定
到達距離(出典の記述)
—
速度・方式(出典の記述)
移動性・音声・速度の対応は、モジュールのカテゴリ・リリースと通信事業者のサービスで確認
用途(出典の記述)
モバイルIoT。必要なサービスと地域の提供状況を照合
規格
NFC
周波数帯
13.56 MHz
到達距離(出典の記述)
NFC Forum は典型的に最大 2 cm と記載(認証される範囲は 5 mm)
速度・方式(出典の記述)
46 kbit/s 〜 1.7 Mbit/s
用途(出典の記述)
カードエミュレーション(決済・乗車券)、リーダ/ライタ、機器間通信、最大 1 W の無線給電
規格周波数帯到達距離(出典の記述)速度・方式(出典の記述)用途(出典の記述)
Wi-Fi 4(Wi-Fi CERTIFIED n)2.4 GHz・5 GHz(IEEE 802.11n)—2009 年導入(Wi-Fi Alliance)—
Wi-Fi 5(Wi-Fi CERTIFIED ac)5 GHz(IEEE 802.11ac)。製品の2.4 GHz対応は別の方式—2014 年導入。Wi-Fi Alliance はマルチギガビット級の速度と説明—
Wi-Fi 62.4 GHz・5 GHz—OFDMA、Target Wake Time、1024 QAM、160 MHz チャネルを採用—
Wi-Fi 6E6 GHz 帯(Wi-Fi 6 の機能を 6 GHz に拡張)—6 GHz に 80 MHz 幅 14 本、または 160 MHz 幅 7 本の追加チャネル—
Wi-Fi 7(Wi-Fi CERTIFIED 7)2.4 GHz・5 GHz・6 GHz—2024 年導入。6 GHz に 320 MHz チャネル(Wi-Fi 6 の 2 倍のスループットと説明)、Multi-Link Operation、4K QAM—
Wi-Fi HaLow1 GHz 未満(sub-1 GHz)約 1 km——
Bluetooth Classic(BR/EDR)2.4 GHz ISM 帯(79 チャネル、1 MHz 間隔)Bluetooth SIG は距離を「1 m 未満から 1 km 超まで」と説明し、PHY・送信出力(−20〜+20 dBm)・アンテナ等で変わるとする1 Mb/s(BR)、2・3 Mb/s(EDR)。ポイント・ツー・ポイントスピーカー、ヘッドホン、車載オーディオ、データ転送
Bluetooth Low Energy(LE)2.4 GHz ISM 帯(40 チャネル、2 MHz 間隔)上と同じ(Coded PHY は受信感度の向上で距離を伸ばす方式)1 Mb/s、2 Mb/s、Coded PHY 500 kb/s・125 kb/s。ポイント・ツー・ポイント、ブロードキャスト、メッシュ低消費電力のデバイス間通信、位置推定、メッシュ
Zigbee2.4 GHz と sub-GHz—自己組織・自己修復のメッシュ。数千ノードまで拡張可能と CSA が記載スマートホーム、商業ビル、スマートメータ・HAN
Thread2.4 GHz(IEEE 802.15.4 無線)—IPv6 ベースのメッシュネットワーク家庭・ビル内の機器の接続と制御
LoRaWAN1 GHz 未満の ISM 帯。地域別に EU863-870、US902-928、AS923 など(日本は AS923-1 に分類され、送信前に Listen Before Talk を行う規定)LoRa Alliance は「地方部で最大 15 km」と記載。Semtech は屋外約 30 マイル、都市部約 3 マイルと説明スター・オブ・スターズ構成。EU863-870 の参考ビットレートは LoRa 250〜5470 bit/s、FSK 50 kbpsスマート農業、ビル、都市、産業、物流、ユーティリティ
Sigfox地域別RCにより862〜928 MHz内の帯域を使用。日本はRC3—1 メッセージあたりペイロード 12 バイト(Sigfox 公式ページ)小さな通知を送る用途(同ページ)
NB-IoT免許帯のセルラー。NB-IoTの占有帯域と、配置先のチャネル幅を区別する—LTE内・ガードバンドでは180 kHzのリソースブロック、独立配置では200 kHzのGSMチャネルを利用する方式(Nokiaの2016年技術解説)多数の低消費電力機器を接続する用途。実際の寿命・接続条件はモジュールと通信事業者で確認
LTE-M(eMTC)免許帯のセルラー。使用バンドはモジュール・通信事業者で指定—移動性・音声・速度の対応は、モジュールのカテゴリ・リリースと通信事業者のサービスで確認モバイルIoT。必要なサービスと地域の提供状況を照合
NFC13.56 MHzNFC Forum は典型的に最大 2 cm と記載(認証される範囲は 5 mm)46 kbit/s 〜 1.7 Mbit/sカードエミュレーション(決済・乗車券)、リーダ/ライタ、機器間通信、最大 1 W の無線給電

読むときの注意

  • 到達距離は環境・送信出力・アンテナで大きく変わります。表の値は用途を比較するための目安で、個々の製品の保証値ではありません。
  • NB-IoT・LTE-M は採用するモジュールと通信事業者の対応バンド・提供条件を確認してください。
  • 「—」は本表に数値を掲載していない項目で、非対応・ゼロを意味しません。
  • Wi-Fi 6E の 6 GHz 帯で使える周波数範囲は国・地域ごとに異なります。また Wi-Fi 各世代の最大速度は、チャネル幅やアンテナ数で変わるため表に載せていません。
  • LoRaWAN の地域名は RP002-1.0.3 に基づきます。日本向けのチャネル計画は、版により記載が変わる可能性があります。

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規格は改訂されます。設計・調達の判断は最新の規格書やデータシートで確認してください。誤りはこちらからお知らせください。