IP 等級(IEC 60529)の早見表

データシートの「IP67」などが何を保証するかを、桁ごとに引くための表です。設計時の仕様確認や、調達先への問い合わせ前の確認に使えます。

IP CODE / 2つの数字を読み解く
IP固形物水

固形物への保護

筐体

水への保護

筐体

Xはその桁の等級を指定しない表記です。「0:保護なし」とは区別します。

第1(固形物) 0:保護なし

第1(固形物) 1:手の甲などの大きな面の接近を防ぐ。大きな固形物の侵入を防ぐ

第1(固形物) 2:指の接近を防ぐ

第1(固形物) 3:工具や太い線の接近を防ぐ

第1(固形物) 4:工具や細い線の接近を防ぐ

第1(固形物) 5:防塵。粉じんが入っても、機器の動作や安全を妨げる量は入らない

第1(固形物) 6:耐塵。粉じんが入らない

第2(水) 0:保護なし

第2(水) 1:垂直に落ちる水滴

第2(水) 2:15° 傾けた状態での垂直落下の水滴

第2(水) 3:散水(垂直から 60° まで)

第2(水) 4:あらゆる方向からの飛沫

第2(水) 5:あらゆる方向からの噴流

第2(水) 6:あらゆる方向からの強い噴流

第2(水) 7:一時的な水没

第2(水) 8:継続的な水没

第2(水) 9:高温・高圧の噴流

数字の意味を調べるための表示です。組合せの認証を保証するものではありません。水没と噴流の耐性は別に確認してください。

参考資料・更新情報 (1件)

確認日: 2026-11-01

2つの項目を並べて読む

見たい項目を左右で選べます。異なる製品・試験条件の数値は、そのまま優劣の比較には使えません。

桁
第1(固形物)
数字
0
保護の内容
保護なし
試験・条件の概要
―
桁
第1(固形物)
数字
1
保護の内容
手の甲などの大きな面の接近を防ぐ。大きな固形物の侵入を防ぐ
試験・条件の概要
直径 50 mm 以上の物体
桁
第1(固形物)
数字
2
保護の内容
指の接近を防ぐ
試験・条件の概要
直径 12.5 mm 以上の物体
桁
第1(固形物)
数字
3
保護の内容
工具や太い線の接近を防ぐ
試験・条件の概要
太さ 2.5 mm を超える工具・線、直径 2.5 mm 以上の物体
桁
第1(固形物)
数字
4
保護の内容
工具や細い線の接近を防ぐ
試験・条件の概要
太さ 1 mm を超える工具・線、直径 1 mm 以上の物体
桁
第1(固形物)
数字
5
保護の内容
防塵。粉じんが入っても、機器の動作や安全を妨げる量は入らない
試験・条件の概要
—
桁
第1(固形物)
数字
6
保護の内容
耐塵。粉じんが入らない
試験・条件の概要
粉じん試験の条件は筐体の区分と指定規格で確認
桁
第2(水)
数字
0
保護の内容
保護なし
試験・条件の概要
―
桁
第2(水)
数字
1
保護の内容
垂直に落ちる水滴
試験・条件の概要
ターンテーブル上で 10 分。降雨量 1 mm/分相当
桁
第2(水)
数字
2
保護の内容
15° 傾けた状態での垂直落下の水滴
試験・条件の概要
4 方向で各 2.5 分(計 10 分)。降雨量 3 mm/分相当
桁
第2(水)
数字
3
保護の内容
散水(垂直から 60° まで)
試験・条件の概要
ノズル使用時は 10 L/分、50〜150 kPa。散水ノズル方式は 1 m² あたり 1 分、最低 5 分
桁
第2(水)
数字
4
保護の内容
あらゆる方向からの飛沫
試験・条件の概要
揺動式で 10 分、またはシールドなしノズルで最低 5 分
桁
第2(水)
数字
5
保護の内容
あらゆる方向からの噴流
試験・条件の概要
内径 6.3 mm ノズル、12.5 L/分、30 kPa、距離 3 m、最低 3 分(1 m² あたり 1 分)
桁
第2(水)
数字
6
保護の内容
あらゆる方向からの強い噴流
試験・条件の概要
内径 12.5 mm ノズル、100 L/分、100 kPa、距離 3 m、最低 3 分(1 m² あたり 1 分)
桁
第2(水)
数字
7
保護の内容
一時的な水没
試験・条件の概要
30 分。最下部が水面下 1,000 mm、または最上部が水面下 150 mm のいずれか深い方
桁
第2(水)
数字
8
保護の内容
継続的な水没
試験・条件の概要
継続水没の水深・時間・使用条件は製造者の指定で確認。共通の「3 mまで」という上限は設けない
桁
第2(水)
数字
9
保護の内容
高温・高圧の噴流
試験・条件の概要
高温・高圧噴流の試験。試料の大きさ・姿勢・噴射条件はIEC 60529の指定版で確認
桁
第1(固形物)
数字
0
保護の内容
保護なし
試験・条件の概要
―
桁
第1(固形物)
数字
1
保護の内容
手の甲などの大きな面の接近を防ぐ。大きな固形物の侵入を防ぐ
試験・条件の概要
直径 50 mm 以上の物体
桁
第1(固形物)
数字
2
保護の内容
指の接近を防ぐ
試験・条件の概要
直径 12.5 mm 以上の物体
桁
第1(固形物)
数字
3
保護の内容
工具や太い線の接近を防ぐ
試験・条件の概要
太さ 2.5 mm を超える工具・線、直径 2.5 mm 以上の物体
桁
第1(固形物)
数字
4
保護の内容
工具や細い線の接近を防ぐ
試験・条件の概要
太さ 1 mm を超える工具・線、直径 1 mm 以上の物体
桁
第1(固形物)
数字
5
保護の内容
防塵。粉じんが入っても、機器の動作や安全を妨げる量は入らない
試験・条件の概要
—
桁
第1(固形物)
数字
6
保護の内容
耐塵。粉じんが入らない
試験・条件の概要
粉じん試験の条件は筐体の区分と指定規格で確認
桁
第2(水)
数字
0
保護の内容
保護なし
試験・条件の概要
―
桁
第2(水)
数字
1
保護の内容
垂直に落ちる水滴
試験・条件の概要
ターンテーブル上で 10 分。降雨量 1 mm/分相当
桁
第2(水)
数字
2
保護の内容
15° 傾けた状態での垂直落下の水滴
試験・条件の概要
4 方向で各 2.5 分(計 10 分)。降雨量 3 mm/分相当
桁
第2(水)
数字
3
保護の内容
散水(垂直から 60° まで)
試験・条件の概要
ノズル使用時は 10 L/分、50〜150 kPa。散水ノズル方式は 1 m² あたり 1 分、最低 5 分
桁
第2(水)
数字
4
保護の内容
あらゆる方向からの飛沫
試験・条件の概要
揺動式で 10 分、またはシールドなしノズルで最低 5 分
桁
第2(水)
数字
5
保護の内容
あらゆる方向からの噴流
試験・条件の概要
内径 6.3 mm ノズル、12.5 L/分、30 kPa、距離 3 m、最低 3 分(1 m² あたり 1 分)
桁
第2(水)
数字
6
保護の内容
あらゆる方向からの強い噴流
試験・条件の概要
内径 12.5 mm ノズル、100 L/分、100 kPa、距離 3 m、最低 3 分(1 m² あたり 1 分)
桁
第2(水)
数字
7
保護の内容
一時的な水没
試験・条件の概要
30 分。最下部が水面下 1,000 mm、または最上部が水面下 150 mm のいずれか深い方
桁
第2(水)
数字
8
保護の内容
継続的な水没
試験・条件の概要
継続水没の水深・時間・使用条件は製造者の指定で確認。共通の「3 mまで」という上限は設けない
桁
第2(水)
数字
9
保護の内容
高温・高圧の噴流
試験・条件の概要
高温・高圧噴流の試験。試料の大きさ・姿勢・噴射条件はIEC 60529の指定版で確認
桁数字保護の内容試験・条件の概要
第1(固形物)0保護なし―
第1(固形物)1手の甲などの大きな面の接近を防ぐ。大きな固形物の侵入を防ぐ直径 50 mm 以上の物体
第1(固形物)2指の接近を防ぐ直径 12.5 mm 以上の物体
第1(固形物)3工具や太い線の接近を防ぐ太さ 2.5 mm を超える工具・線、直径 2.5 mm 以上の物体
第1(固形物)4工具や細い線の接近を防ぐ太さ 1 mm を超える工具・線、直径 1 mm 以上の物体
第1(固形物)5防塵。粉じんが入っても、機器の動作や安全を妨げる量は入らない—
第1(固形物)6耐塵。粉じんが入らない粉じん試験の条件は筐体の区分と指定規格で確認
第2(水)0保護なし―
第2(水)1垂直に落ちる水滴ターンテーブル上で 10 分。降雨量 1 mm/分相当
第2(水)215° 傾けた状態での垂直落下の水滴4 方向で各 2.5 分(計 10 分)。降雨量 3 mm/分相当
第2(水)3散水(垂直から 60° まで)ノズル使用時は 10 L/分、50〜150 kPa。散水ノズル方式は 1 m² あたり 1 分、最低 5 分
第2(水)4あらゆる方向からの飛沫揺動式で 10 分、またはシールドなしノズルで最低 5 分
第2(水)5あらゆる方向からの噴流内径 6.3 mm ノズル、12.5 L/分、30 kPa、距離 3 m、最低 3 分(1 m² あたり 1 分)
第2(水)6あらゆる方向からの強い噴流内径 12.5 mm ノズル、100 L/分、100 kPa、距離 3 m、最低 3 分(1 m² あたり 1 分)
第2(水)7一時的な水没30 分。最下部が水面下 1,000 mm、または最上部が水面下 150 mm のいずれか深い方
第2(水)8継続的な水没継続水没の水深・時間・使用条件は製造者の指定で確認。共通の「3 mまで」という上限は設けない
第2(水)9高温・高圧の噴流高温・高圧噴流の試験。試料の大きさ・姿勢・噴射条件はIEC 60529の指定版で確認

読むときの注意

  • 数字の代わりの X は、その桁の保護等級を指定しないことを示します。保護なしを表す 0 とは区別します。
  • IEC 60529 によると、第 1 特性数字は低い桁の条件もすべて満たす場合にだけ表示できます。第 2 特性数字は 6 までは同様ですが、7 または 8 だけを表示した機器は噴流(5・6)への耐性を持つとは見なされず、「IP66/IP68」のように併記された場合にだけ両方を満たします(NEMA の公開資料による IEC 60529 の説明)。
  • 本表は公開解説に基づく概要です。試験条件と判定基準は IEC 60529 の指定版、製品仕様書、試験報告書で照合してください。
  • 補助文字(H, M, S, W など)は本表に含めていません。
  • IP 等級は筐体の保護区分で、耐食性や着氷、ガスケット劣化は評価対象ではありません。この点は NEMA 種別と異なります。

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