NEMA エンクロージャ種別と保護内容(NEMA 250)

北米向け制御盤や筐体の仕様に出てくる「NEMA 4X」などの意味を引く表です。IP 等級との関係も注意点にまとめています。

2つの項目を並べて読む

見たい項目を左右で選べます。異なる製品・試験条件の数値は、そのまま優劣の比較には使えません。

種別
Type 1
設置場所
屋内
保護される内容(非危険場所)
危険部への接近、固形異物(落下する塵)
追加の条件
―
種別
Type 2
設置場所
屋内
保護される内容(非危険場所)
Type 1 に加え、水の侵入(滴下・軽い飛沫)
追加の条件
―
種別
Type 3
設置場所
屋内・屋外
保護される内容(非危険場所)
危険部への接近、固形異物(落下する塵・風で運ばれる粉じん)、水(雨・みぞれ・雪)
追加の条件
外面の着氷で損傷しない
種別
Type 3R
設置場所
屋内・屋外
保護される内容(非危険場所)
危険部への接近、固形異物(落下する塵)、水(雨・みぞれ・雪)
追加の条件
外面の着氷で損傷しない。風で運ばれる粉じんは対象外
種別
Type 3S
設置場所
屋内・屋外
保護される内容(非危険場所)
Type 3 と同じ保護
追加の条件
着氷した状態でも外部の操作機構が動く
種別
Type 3X
設置場所
屋内・屋外
保護される内容(非危険場所)
Type 3 と同じ保護
追加の条件
耐食性を追加
種別
Type 3RX
設置場所
屋内・屋外
保護される内容(非危険場所)
Type 3R と同じ保護
追加の条件
耐食性を追加。外面の着氷で損傷しない
種別
Type 3SX
設置場所
屋内・屋外
保護される内容(非危険場所)
Type 3S と同じ保護
追加の条件
耐食性を追加
種別
Type 4
設置場所
屋内・屋外
保護される内容(非危険場所)
Type 3 に加え、水の飛沫・ホースによる放水
追加の条件
外面の着氷で損傷しない
種別
Type 4X
設置場所
屋内・屋外
保護される内容(非危険場所)
Type 4 に準じた水の保護(固形異物は風で運ばれる粉じんとして記載)
追加の条件
耐食性を追加。外面の着氷で損傷しない
種別
Type 5
設置場所
屋内
保護される内容(非危険場所)
固形異物(落下する塵・降り積もる粉じん、綿くず、繊維)、水(滴下・軽い飛沫)
追加の条件
―
種別
Type 6
設置場所
屋内・屋外
保護される内容(非危険場所)
固形異物(落下する塵)、水(ホースによる放水、限られた水深での時々の一時的な水没)
追加の条件
外面の着氷で損傷しない
種別
Type 6P
設置場所
屋内・屋外
保護される内容(非危険場所)
Type 6 に加え、限られた水深での長時間の水没
追加の条件
耐食性を追加。外面の着氷で損傷しない
種別
Type 12
設置場所
屋内
保護される内容(非危険場所)
固形異物(落下する塵・浮遊する粉じん、綿くず、繊維)、水(滴下・軽い飛沫)
追加の条件
ノックアウト(打ち抜き穴)なし
種別
Type 12K
設置場所
屋内
保護される内容(非危険場所)
Type 12 と同じ保護
追加の条件
ノックアウトあり
種別
Type 13
設置場所
屋内
保護される内容(非危険場所)
Type 12 の保護に加え、油・非腐食性クーラントの噴霧・飛沫・にじみ
追加の条件
―
種別
Type 1
設置場所
屋内
保護される内容(非危険場所)
危険部への接近、固形異物(落下する塵)
追加の条件
―
種別
Type 2
設置場所
屋内
保護される内容(非危険場所)
Type 1 に加え、水の侵入(滴下・軽い飛沫)
追加の条件
―
種別
Type 3
設置場所
屋内・屋外
保護される内容(非危険場所)
危険部への接近、固形異物(落下する塵・風で運ばれる粉じん)、水(雨・みぞれ・雪)
追加の条件
外面の着氷で損傷しない
種別
Type 3R
設置場所
屋内・屋外
保護される内容(非危険場所)
危険部への接近、固形異物(落下する塵)、水(雨・みぞれ・雪)
追加の条件
外面の着氷で損傷しない。風で運ばれる粉じんは対象外
種別
Type 3S
設置場所
屋内・屋外
保護される内容(非危険場所)
Type 3 と同じ保護
追加の条件
着氷した状態でも外部の操作機構が動く
種別
Type 3X
設置場所
屋内・屋外
保護される内容(非危険場所)
Type 3 と同じ保護
追加の条件
耐食性を追加
種別
Type 3RX
設置場所
屋内・屋外
保護される内容(非危険場所)
Type 3R と同じ保護
追加の条件
耐食性を追加。外面の着氷で損傷しない
種別
Type 3SX
設置場所
屋内・屋外
保護される内容(非危険場所)
Type 3S と同じ保護
追加の条件
耐食性を追加
種別
Type 4
設置場所
屋内・屋外
保護される内容(非危険場所)
Type 3 に加え、水の飛沫・ホースによる放水
追加の条件
外面の着氷で損傷しない
種別
Type 4X
設置場所
屋内・屋外
保護される内容(非危険場所)
Type 4 に準じた水の保護(固形異物は風で運ばれる粉じんとして記載)
追加の条件
耐食性を追加。外面の着氷で損傷しない
種別
Type 5
設置場所
屋内
保護される内容(非危険場所)
固形異物(落下する塵・降り積もる粉じん、綿くず、繊維)、水(滴下・軽い飛沫)
追加の条件
―
種別
Type 6
設置場所
屋内・屋外
保護される内容(非危険場所)
固形異物(落下する塵)、水(ホースによる放水、限られた水深での時々の一時的な水没)
追加の条件
外面の着氷で損傷しない
種別
Type 6P
設置場所
屋内・屋外
保護される内容(非危険場所)
Type 6 に加え、限られた水深での長時間の水没
追加の条件
耐食性を追加。外面の着氷で損傷しない
種別
Type 12
設置場所
屋内
保護される内容(非危険場所)
固形異物(落下する塵・浮遊する粉じん、綿くず、繊維)、水(滴下・軽い飛沫)
追加の条件
ノックアウト(打ち抜き穴)なし
種別
Type 12K
設置場所
屋内
保護される内容(非危険場所)
Type 12 と同じ保護
追加の条件
ノックアウトあり
種別
Type 13
設置場所
屋内
保護される内容(非危険場所)
Type 12 の保護に加え、油・非腐食性クーラントの噴霧・飛沫・にじみ
追加の条件
―
種別設置場所保護される内容(非危険場所)追加の条件
Type 1屋内危険部への接近、固形異物(落下する塵)―
Type 2屋内Type 1 に加え、水の侵入(滴下・軽い飛沫)―
Type 3屋内・屋外危険部への接近、固形異物(落下する塵・風で運ばれる粉じん)、水(雨・みぞれ・雪)外面の着氷で損傷しない
Type 3R屋内・屋外危険部への接近、固形異物(落下する塵)、水(雨・みぞれ・雪)外面の着氷で損傷しない。風で運ばれる粉じんは対象外
Type 3S屋内・屋外Type 3 と同じ保護着氷した状態でも外部の操作機構が動く
Type 3X屋内・屋外Type 3 と同じ保護耐食性を追加
Type 3RX屋内・屋外Type 3R と同じ保護耐食性を追加。外面の着氷で損傷しない
Type 3SX屋内・屋外Type 3S と同じ保護耐食性を追加
Type 4屋内・屋外Type 3 に加え、水の飛沫・ホースによる放水外面の着氷で損傷しない
Type 4X屋内・屋外Type 4 に準じた水の保護(固形異物は風で運ばれる粉じんとして記載)耐食性を追加。外面の着氷で損傷しない
Type 5屋内固形異物(落下する塵・降り積もる粉じん、綿くず、繊維)、水(滴下・軽い飛沫)―
Type 6屋内・屋外固形異物(落下する塵)、水(ホースによる放水、限られた水深での時々の一時的な水没)外面の着氷で損傷しない
Type 6P屋内・屋外Type 6 に加え、限られた水深での長時間の水没耐食性を追加。外面の着氷で損傷しない
Type 12屋内固形異物(落下する塵・浮遊する粉じん、綿くず、繊維)、水(滴下・軽い飛沫)ノックアウト(打ち抜き穴)なし
Type 12K屋内Type 12 と同じ保護ノックアウトあり
Type 13屋内Type 12 の保護に加え、油・非腐食性クーラントの噴霧・飛沫・にじみ―

読むときの注意

  • Type 7〜10 は危険場所(爆発性ガス・粉じん・鉱山)向けで、本表には載せていません。NEMA の資料では Type 7 と 8 が Class I Division 1、Type 9 が Class II Division 1、Type 10 が MSHA(30 CFR Part 18)の要求に対応するとされています。
  • 本表の定義は NEMA 250-2003 の公開抜粋に基づきます。発注仕様では適用する規格の版を指定してください。
  • NEMA 種別から IEC の IP 等級への換算表は NEMA 資料にありますが、逆向き(IP から NEMA)には使えません。NEMA は腐食・着氷・ガスケット劣化などの試験を含み、IP とは試験方法も同一ではないため、NEMA の資料も両者を完全には同一視できないとしています。
  • 本表は NEMA と IP の相互換算表ではありません。必要な試験条件をそれぞれ指定して、製品の適合資料を確認してください。

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参考資料・更新情報 (1件)

規格は改訂されます。設計・調達の判断は最新の規格書やデータシートで確認してください。誤りはこちらからお知らせください。